[00:03.506]

[00:04.767]

[00:26.723]いつしか忘れられた オジーの形見の三線

[00:39.482]床の間で誕生祝いの 島酒にもたれて

[00:51.949]ほこりを指でなでて ゆるんだ糸を巻けば

[01:04.751]退屈でたまらなかった 島唄が響いた

[01:15.754]鮮やかによみがえる あなたと過ごした日々は

[01:28.730]やわらかな愛しさで この胸を突き破り

[01:41.075]咲いたのは 三線の花

[02:01.679]テレビの斜め向かいの あなたが居た場所に

[02:14.291]座ればアルミの窓から 夕月が昇る

[02:26.809]家族を眺めながら 飲む酒はどんな味

[02:39.396]眠りにつく前の 唄は誰の唄

[02:50.512]喜びも悲しみも いつの日か唄えるなら

[03:03.131]この島の土の中 秋に泣き冬に耐え

[03:15.770]春に咲く 三線の花

[03:47.346]この空もあの海も 何も語りはしない

[04:00.125]この島に暖かな 風となり雨を呼び

[04:12.590]咲いたのは 三線の花

[04:19.165]秋に泣き冬に耐え 春に咲く 三線の花