[00:00.000] 作词 : 米津玄師

[00:00.020] 作曲 : 米津玄師

[00:00.040]

[00:14.912] 袖丈が覚束ない夏の終わり

[00:20.584] 明け方の電車に揺られて思い出した

[00:26.974] 懐かしいあの風景

[00:32.650] たくさんの遠回りを繰り返して

[00:40.115] 同じような街並みがただ通り過ぎた

[00:46.551] 窓に僕が映ってる

[00:52.230]

[00:53.078] 君は今もあの頃みたいにいるのだろうか

[00:58.989] ひしゃげて曲がったあの自転車で走り回った

[01:04.774] 馬鹿ばかしい綱渡り 膝に滲んだ血

[01:11.145] 今はなんだかひどく虚しい

[01:18.012]

[01:20.503] どれだけ背丈が変わろうとも

[01:26.792] 変わらない何かがありますように

[01:33.027] くだらない面影に励まされ

[01:38.754] 今も歌う今も歌う今も歌う

[01:50.908]

[02:02.623] 忙しなく街を走るタクシーに

[02:09.338] ぼんやりと背負われたままくしゃみをした

[02:15.659] 窓の外を眺める

[02:20.982] 心から震えたあの瞬間に

[02:28.326] もう一度出会えたらいいと強く思う

[02:35.039] 忘れることはないんだ

[02:40.637]

[02:41.935] 君は今もあの頃みたいにいるのだろうか

[02:47.148] 靴を片方茂みに落として探し回った

[02:52.726] 「何があろうと僕らはきっと上手くいく」と

[02:59.716] 無邪気に笑えた 日々を憶えている

[03:06.486]

[03:08.096] どれだけ無様に傷つこうとも

[03:15.402] 終わらない毎日に花束を

[03:21.172] くだらない面影を追いかけて

[03:27.252] 今も歌う今も歌う今も歌う

[03:38.653]

[03:39.592] 朝日が昇る前の欠けた月を

[03:45.687] 君もどこかで見ているかな

[03:50.683] 何故か訳もないのに胸が痛くて

[03:57.418] 滲む顔 霞む色

[04:05.958]

[04:08.090] 今更悲しいと叫ぶには

[04:14.826] あまりに全てが遅すぎたかな

[04:20.745] もう一度初めから歩けるなら

[04:26.562] すれ違うように君に会いたい

[04:32.738]

[04:32.964] どれだけ背丈が変わろうとも

[04:38.592] 変わらない何かがありますように

[04:44.501] くだらない面影に励まされ

[04:50.659] 今も歌う今も歌う今も歌う

[05:02.379]

[05:02.685] 朝日が昇る前の欠けた月を

[05:08.818] 君もどこかで見ているかな

[05:14.103] 何もないと笑える朝日がきて

[05:20.739] 始まりは青い色

[05:31.049]