[00:00.408]「雨の匂いに懐かしくなるのは何でなんでしょうか。
[00:05.658]夏が近づくと胸が騒めくのは何でなんでしょうか。
[00:10.658]
[00:11.157]
[00:11.407]人に笑われたら涙が出るのは何でなんでしょうか。
[00:16.656]それでもいつか報われるからと思えばいいんでしょうか。」
[00:21.906]
[00:22.406]さよならって言葉でこんなに胸を裂いて
[00:27.828]今もたった数瞬の夕焼けに足が止まっていた
[00:36.240]
[00:36.489]「先生、人生相談です。
[00:38.990]この先どうなら楽ですか。
[00:41.741]そんなの誰もわかりはしないよなんて言われますか。
[00:46.406]ほら、苦しさなんて欲しいわけない。
[00:50.157]何もしないで生きていたい。
[00:53.406]青空だけが見たいのは我儘ですか。」
[00:57.656]
[01:10.655]「胸が痛んでも嘘がつけるのは何でなんでしょうか。
[01:16.156]悪い人ばかりが得をしてるのは何でなんでしょうか。
[01:21.905]幸せの文字が¥を含むのは何でなんでしょうか。
[01:27.654]一つ線を抜けば辛さになるのはわざとなんでしょうか。」
[01:32.579]
[01:32.829]
[01:32.829]
[01:33.079]青春って値札が背中に貼られていて
[01:38.328]ヒッチコックみたいなサスペンスをどこか期待していた
[01:46.579]
[01:46.579]「先生、どうでもいいんですよ。
[01:49.327]生きてるだけで痛いんですよ。
[01:52.328]ニーチェもフロイトもこの穴の埋め方は書かないんだ。
[01:56.827]
[01:57.078]ただ夏の匂いに目を瞑って、
[02:00.827]雲の高さを指で描こう。
[02:03.577]想い出だけが見たいのは我儘ですか。」
[02:07.827]
[02:17.577]「ドラマチックに人が死ぬストーリーって売れるじゃないですか。
[02:23.327]花の散り際にすら値が付くのも嫌になりました。
[02:29.325]
[02:29.576]先生の夢は何だったんですか。
[02:34.576]大人になると忘れちゃうものなんですか。」
[02:39.825]
[02:40.075]
[02:40.075]
[02:40.326]「先生、人生相談です。
[02:43.076]この先どうなら楽ですか。
[02:45.981]涙が人を強くするなんて全部詭弁でした。
[02:50.481]
[02:50.481]あぁ、この先どうでもいいわけなくて、現実だけがちらついて、
[02:57.232]夏が遠くて。
[03:00.232]
[03:00.232]これでも本当にいいんですか。
[03:02.981]このまま生きてもいいんですか。
[03:05.640]そんなの君にしかわからないよなんて言われますか。
[03:10.390]
[03:10.390]ただ夏の匂いに目を瞑りたい。
[03:14.140]いつまでも風に吹かれたい。
[03:16.890]青空だけが見たいのは我儘ですか。」
[03:21.640]
[03:22.890]あなただけを知りたいのは我儘ですか
「雨の匂いに懐かしくなるのは何でなんでしょうか。
夏が近づくと胸が騒めくのは何でなんでしょうか。
人に笑われたら涙が出るのは何でなんでしょうか。
それでもいつか報われるからと思えばいいんでしょうか。」
さよならって言葉でこんなに胸を裂いて
今もたった数瞬の夕焼けに足が止まっていた
「先生、人生相談です。
この先どうなら楽ですか。
そんなの誰もわかりはしないよなんて言われますか。
ほら、苦しさなんて欲しいわけない。
何もしないで生きていたい。
青空だけが見たいのは我儘ですか。」
「胸が痛んでも嘘がつけるのは何でなんでしょうか。
悪い人ばかりが得をしてるのは何でなんでしょうか。
幸せの文字が¥を含むのは何でなんでしょうか。
一つ線を抜けば辛さになるのはわざとなんでしょうか。」
青春って値札が背中に貼られていて
ヒッチコックみたいなサスペンスをどこか期待していた
「先生、どうでもいいんですよ。
生きてるだけで痛いんですよ。
ニーチェもフロイトもこの穴の埋め方は書かないんだ。
ただ夏の匂いに目を瞑って、
雲の高さを指で描こう。
想い出だけが見たいのは我儘ですか。」
「ドラマチックに人が死ぬストーリーって売れるじゃないですか。
花の散り際にすら値が付くのも嫌になりました。
先生の夢は何だったんですか。
大人になると忘れちゃうものなんですか。」
「先生、人生相談です。
この先どうなら楽ですか。
涙が人を強くするなんて全部詭弁でした。
あぁ、この先どうでもいいわけなくて、現実だけがちらついて、
夏が遠くて。
これでも本当にいいんですか。
このまま生きてもいいんですか。
そんなの君にしかわからないよなんて言われますか。
ただ夏の匂いに目を瞑りたい。
いつまでも風に吹かれたい。
青空だけが見たいのは我儘ですか。」
あなただけを知りたいのは我儘ですか