[00:05.160] 朝露溶けぬ心

[00:10.137] 空疎を見透かすように

[00:15.234] 細く差し込む日差しは

[00:20.281] つまらない悪戯に似ていた

[00:25.415]

[00:25.557] 他人の瞳に映った

[00:30.498] 私の姿は偽物だ

[00:37.096] 今日はさようなら

[00:40.502] またね、は要らない

[00:44.813]

[00:48.326] 可憐に咲く花のように

[00:53.206] 一度儚く生きて

[00:58.337] そっと枯れたいの

[01:03.332] もう貴方いないから

[01:08.517] 朝も夜も春も冬も

[01:13.418] 何もかもが映画のように

[01:18.480] 私を置き去りに巡る

[01:24.831] ただ巡っている

[01:28.817] 知性の実の所為？嗚呼世界

[01:33.662]

[01:34.214] 濡れたような赤色に恋焦がれ

[01:39.138] 目にするものすべてがそう煌めいて

[01:44.298] それら皆幼き日無知故に

[01:49.532] 生きることも死ぬことも

[01:51.950] 平等にただ在るの

[01:55.803]

[01:56.279] 首元の香り

[01:59.153] 冷めた視線の先

[02:03.282] 隠したい

[02:05.783] 私は全てをここに隠したい

[02:13.815]

[02:16.909] 雨が降り日は照らし

[02:21.881] 水面に姿映るのに

[02:26.965] どこか他の人間のように

[02:33.317] こちらを見ているの

[02:37.618]

[02:39.694] 底知れない敬虔さで

[02:44.886] 何かを信じてたかった

[02:49.911] 熱に思考預け

[02:55.079] 生きていたかった

[03:00.137] 貴方が今も私への

[03:05.292] 無関心に身を窶すから

[03:10.238] 全てが針のように

[03:15.456] 私を刺して痛むのです

[03:20.565] これは罰だと思うのです

[03:25.528]