その日は、夏を嫌悪するには十分すぎる空だった / うだるような夏が身体を侵食していく
汚れのない青がどれほど憎らしかったか / 君を攫った季節が舞い戻ってくる
理解など求めても無駄であろう / 空は彩濃く
自分の存在はこの世界に1ミリ足りとも傷を残せず / 置き去りにされた僕だけが
生を受けたのも神の気まぐれ / この世界で風に揺れてそこに在った
対して、全てから祝福されている君は煌煌と / 君の飲み残しのような人生を
「夏、終わるの寂しいよな」 / 背負って生き続ける僕の身にもなれ
君の屈託のない笑顔が私の喉を一掴み / 君が諦めてしまった世界で
絞めるでもなく、ただただ罪悪感を植えつける / 一文にもならない懺悔を続けている
信頼も友情も塗り潰しうる劣等感と / 僕が手を離したあの一瞬を君は
私は共生し続けるのか / 僕に一生後悔させる気なんだね
君を壊してやりたいと思った / 思い出など何の意味もなさない
そんな自分を恥じてもいたが / 君の呪いのような寝顔の前では
一度でいい、聖人のような思考を歪めて、 / 神も仏も救いはもたらさず
醜い内面を抉り出してやるのだ / 永遠に裁かれない僕は瞼すら閉じられぬ
見ろ!見ろ!見ろ!見ろ! / 何も感じない心であるのに
見ろ!見ろ!見ろ!見ろ! / 焼け付くような痛みだけ残るのは何故
今からお前を突き落とす / 僕に慰めの機会など与えず君は
裏切りは随分前から計画されていたと / ただ夏を罰として刻んでいった
全てを知った君の顔に私は青すぎる空を見たい / 祭りの甘い林檎のような頬に手は届かぬ
「あっ、お祭り、 / この先一度として
5時にいつものとこ集合な」 / それが冬であったならば
ああああ / 凍った声に諦めもつくだろうか
ごめん、ごめん、ごめん、ごめん、 / 僕が手を離したあの一瞬を君は
ごめん、ごめん、ごめん、ごめん、 / 僕に一生後悔させる気だとしても
ごめん、ごめん、ごめん、ごめん、 / それが本望であると受け入れてしまえば
もう無理だ、無理です、無理だ、 / 君は二度と僕の元へ帰ってこない
許して、嗚呼、許して、 / 君が好きだと
助けて、神様 / 僕が喉裂けるほど泣いても
その日は、夏を嫌悪するには十分すぎる空だった / うだるような夏が身体を侵食していく
汚れのない青がどれほど憎らしかったか / 君を攫った季節が舞い戻ってくる
理解など求めても無駄であろう / 空は彩濃く
自分の存在はこの世界に1ミリ足りとも傷を残せず / 置き去りにされた僕だけが
生を受けたのも神の気まぐれ / この世界で風に揺れてそこに在った
対して、全てから祝福されている君は煌煌と / 君の飲み残しのような人生を
「夏、終わるの寂しいよな」 / 背負って生き続ける僕の身にもなれ
君の屈託のない笑顔が私の喉を一掴み / 君が諦めてしまった世界で
絞めるでもなく、ただただ罪悪感を植えつける / 一文にもならない懺悔を続けている
信頼も友情も塗り潰しうる劣等感と / 僕が手を離したあの一瞬を君は
私は共生し続けるのか / 僕に一生後悔させる気なんだね
君を壊してやりたいと思った / 思い出など何の意味もなさない
そんな自分を恥じてもいたが / 君の呪いのような寝顔の前では
一度でいい、聖人のような思考を歪めて、 / 神も仏も救いはもたらさず
醜い内面を抉り出してやるのだ / 永遠に裁かれない僕は瞼すら閉じられぬ
見ろ!見ろ!見ろ!見ろ! / 何も感じない心であるのに
見ろ!見ろ!見ろ!見ろ! / 焼け付くような痛みだけ残るのは何故
今からお前を突き落とす / 僕に慰めの機会など与えず君は
裏切りは随分前から計画されていたと / ただ夏を罰として刻んでいった
全てを知った君の顔に私は青すぎる空を見たい / 祭りの甘い林檎のような頬に手は届かぬ
「あっ、お祭り、 / この先一度として
5時にいつものとこ集合な」 / それが冬であったならば
ああああ / 凍った声に諦めもつくだろうか
ごめん、ごめん、ごめん、ごめん、 / 僕が手を離したあの一瞬を君は
ごめん、ごめん、ごめん、ごめん、 / 僕に一生後悔させる気だとしても
ごめん、ごめん、ごめん、ごめん、 / それが本望であると受け入れてしまえば
もう無理だ、無理です、無理だ、 / 君は二度と僕の元へ帰ってこない
許して、嗚呼、許して、 / 君が好きだと
助けて、神様 / 僕が喉裂けるほど泣いても