[00:01.35]夜に浮かんでいた

[00:04.66]海月のような付きが爆ぜた

[00:08.04]バス停の背を覗けば

[00:11.40]あの夏の君が頭にいる

[00:21.42]だけ

[00:28.92]鳥居 乾いた雲 夏の匂いが頬を撫でる

[00:35.39]大人になるまでほら、背伸びしたままで

[00:42.32]遊び疲れたらバス停裏で空でも見よう

[00:49.27]じきに夏が暮れても

[00:52.51]きっときっと覚えてるから

[00:56.05]追いつけないまま大人になって

[00:59.86]君のポケットに夜が咲く

[01:03.20]口に出せないなら僕は一人だ

[01:06.74]それでいいからもう

[01:13.06]だけ

[01:26.99]夏日 乾いた雲 山桜桃梅 錆びた

[01:33.76]記憶の中はいつも夏の匂いがする

[01:40.51]写真なんて紙切れだ

[01:44.15]思い出なんてただの塵だ

[01:47.48]それがわからないから、

[01:54.28]絶えず君のいこふ 記憶に夏野の石一つ

[02:01.72]俯いたまま大人になって

[02:04.96]追いつけない ただ君に晴れ

[02:08.15]口に出せないまま坂を上った

[02:11.82]僕らの影に夜が咲いていく

[02:32.77]俯いたまま大人になった

[02:35.79]君が思うまま手を叩け

[02:39.19]陽の落ちる坂道を上って

[02:42.71]僕らの影は

[02:46.22]追いつけないまま大人になって

[02:49.56]君のポケットに夜が咲く

[02:52.85]口に出せなくても僕ら一つだ

[02:56.41]それでいいだろもう

[02:59.85]君の想い出を噛み締めてるだけ