[00:32.570] がらんどうの胸に覚えた違和感さえ
[00:36.500] ひとりきりでは御しきれない
[00:39.660] この目も鼻も耳も、内側の僕に届かない
[00:46.570]
[00:48.070] 茫漠たる灰の海で
[00:51.400] 痛みさえ忘れていたんだ
[00:55.120] そんな僕の目の前に現れたあなたに
[01:01.350]
[01:03.700] 見えないものを見たんだ
[01:06.700] あなたと僕の間にあった温度を
[01:12.700] 僕の弱さを少し預けていられた
[01:19.280] あなたの言葉が僕の鎖を解いて
[01:24.070] 空が白んでいくような
[01:28.270] この手の中の光が、心だと知ったんだ
[01:35.570]
[01:48.020] 誰かを傷つけてしまう悪夢で
[01:52.040] 浅い呼吸を繰り返して
[01:55.130] その矢印の向きを、この胸の奥に集めて
[02:01.970]
[02:03.390] 安寧の孤独の中で
[02:06.830] 静かな終わりを願って
[02:10.560] 少しずつ冷えていく何かが寂しかった
[02:16.830]
[02:17.200] それでも構わなかった
[02:20.250] 誰かを愛して、愛されたいと望むこと
[02:25.930] 同じ数だけ痛みがあるということ
[02:32.440] そうして鎖した僕の胸の奥まで
[02:37.600] あなたで満ちてしまったんだ
[02:41.670] 壁が崩れて橋が架かって、僕は
[02:48.300] あなたがくれた呼吸で
[02:51.260] 優しい刃で
[02:53.130] 見えた形の無いものを
[02:57.150] この手の中の光を、護りたいと願った
[03:04.320]
がらんどうの胸に覚えた違和感さえ
ひとりきりでは御しきれない
この目も鼻も耳も、内側の僕に届かない
茫漠たる灰の海で
痛みさえ忘れていたんだ
そんな僕の目の前に現れたあなたに
見えないものを見たんだ
あなたと僕の間にあった温度を
僕の弱さを少し預けていられた
あなたの言葉が僕の鎖を解いて
空が白んでいくような
この手の中の光が、心だと知ったんだ
誰かを傷つけてしまう悪夢で
浅い呼吸を繰り返して
その矢印の向きを、この胸の奥に集めて
安寧の孤独の中で
静かな終わりを願って
少しずつ冷えていく何かが寂しかった
それでも構わなかった
誰かを愛して、愛されたいと望むこと
同じ数だけ痛みがあるということ
そうして鎖した僕の胸の奥まで
あなたで満ちてしまったんだ
壁が崩れて橋が架かって、僕は
あなたがくれた呼吸で
優しい刃で
見えた形の無いものを
この手の中の光を、護りたいと願った