- LRC歌词
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[00:00.000] 作曲 : 春ねむり
[00:00.000]
[00:05.817]寒さにいきはむねに白く凍りました
[00:07.912]空気がうすくなった為に
[00:11.750]羽をそれはそれは忙しく動かさなければなりませんでした
[00:16.140]それだのに、ほしの大きさは、さっきと少しも変りません
[00:18.716]つくいきはふいごのようです
[00:23.073]寒さや霜がまるで剣のようによだかを刺しました
[00:26.934]よだかは羽がすっかり痺れてしまいました
[00:33.131]そして涙ぐんだ目をあげてもう一ぺんそらを見ました
[00:35.987]そうです
[00:38.315]これがよだかの最後でした
[00:42.977]もうよだかは落ちているのか、のぼっているのか
[00:45.822]さかさになっているのか、上を向いているのかも
[00:47.610]わかりませんでした
[00:50.697]ただこころもちはやすらかに
[00:53.544]その血のついた大きなくちばしは
[00:59.779]横にまがっては居ましたが、たしかに少しわらって居りました
[01:09.819]それからしばらくたってよだかははっきりまなこをひらきました
[01:15.546]そして自分のからだがいま燐の火のような青い美しい光になって
[01:17.864]しずかに燃えているのを見ました
[01:20.965]すぐとなりは、カシオピア座でした
[01:25.382]天の川の青じろいひかりが、すぐうしろになっていました
[01:29.724]そしてよだかの星は燃えつづけました
[01:33.328]いつまでもいつまでも燃えつづけました
作曲 : 春ねむり
寒さにいきはむねに白く凍りました
空気がうすくなった為に
羽をそれはそれは忙しく動かさなければなりませんでした
それだのに、ほしの大きさは、さっきと少しも変りません
つくいきはふいごのようです
寒さや霜がまるで剣のようによだかを刺しました
よだかは羽がすっかり痺れてしまいました
そして涙ぐんだ目をあげてもう一ぺんそらを見ました
そうです
これがよだかの最後でした
もうよだかは落ちているのか、のぼっているのか
さかさになっているのか、上を向いているのかも
わかりませんでした
ただこころもちはやすらかに
その血のついた大きなくちばしは
横にまがっては居ましたが、たしかに少しわらって居りました
それからしばらくたってよだかははっきりまなこをひらきました
そして自分のからだがいま燐の火のような青い美しい光になって
しずかに燃えているのを見ました
すぐとなりは、カシオピア座でした
天の川の青じろいひかりが、すぐうしろになっていました
そしてよだかの星は燃えつづけました
いつまでもいつまでも燃えつづけました